なわた歯科クリニックの審美歯科

審美歯科とは?

もっと気兼ねなく思いっきり笑うことができたなら…

顔の印象を決定づける上で、口元は大きな要因のひとつと言えるでしょう。
「笑うと銀歯が見える」「歯並びが良くない」「前歯が変色している」
そんなコンプレックスで、自信が持てずに思いっきり笑う事ができない。 口を開けた時に手で隠してしまう。 「もう治らない」とあきらめている…そんな方はいらっしゃいませんか?
もし白く美しい歯並びで自分に自信を取り戻すことができるのなら、こんなに素晴らしいことはありません。

審美歯科とは、単に見た目がきれいな口元を目指すだけでなく、歯並びやかみ合わせを考慮した上で機能性を高めることを目的とした治療です。

保険による審美性の限界

「せっかく治療するのなら、きれいにしてほしい」

こうおっしゃる患者さまの考えはもっともです。
しかし、現在の日本の医療保険制度には厳しい制限があり、患者さまが審美的にも完全に満足される治療を保険内でおこなうことは難しくなっています。
そのことから、当院は審美歯科治療を自費診療でおこなっています。自費診療では、保険では使うことのできない、機能的にも審美的にも優れた材料と技術を使用することができます。
ただ外見が自然の歯に近いだけではなく、金属アレルギーの方にも優しい歯科治療です。

当院の診療方針として、審美性のために歯やお口の機能を犠牲にするような治療はおこなっておりません。
見た目だけでなく、しっかりと噛んでお口から健康を促進できる、機能的で美しい口元を追求します。

審美補綴治療(被せ物・詰め物)

歯科医院で歯を修復する補綴物(ほてつぶつ)には、大きく分けてクラウン(被せ物)インレー(詰め物)があり、虫歯の大きさやかみ合わせなどに応じて選択します。患者さまのご希望に合わせて治療できるよう、さまざまな材料・方法をご用意しています。

コンポジットレジン(ダイレクトボンディング)

小さな虫歯に、光を当てると固まるレジン(白いプラスチック)を詰める治療を、コンポジットレジンと言います。インレー・クラウンと比較して装着時に歯を削る量が少なく、壊れた場合にも修復が容易なのが特徴です。治療時間も短く、白いので目立たないことも強みと言えるでしょう。小さな虫歯以外にも、事故で欠けてしまった前歯の修復や、すきっ歯などの治療に用いられます。
ただし、強度が低いために、大きな虫歯やかみしめる力が強い患者さまには向きません。また、経年劣化によって変色することがあります。

ジルコニアクラウン

ジルコニアクラウンは、クラウンの補強材にあたるフレームに金属でなくジルコニア(酸化ジルコニウム)を含有したセルコンという材料を使用し、その周囲にセラミック(陶材)を焼き付けて作ったクラウンです。
ジルコニアは模造ダイヤモンドで知られ、人工関節やスペースシャトルの断熱保護材などにも使われている、優れた耐久性と生体親和性をもつ材料です。 これまで審美補綴に用いられていたセラミックは、フレームに金属を使うことで高くない耐久性を補っていたため、透明感がありませんでした。セルコンはジルコニアを含有することで高い曲げ強度・耐久性を実現し、噛んだ時に歯に生じる強い圧力を柔軟に分散することで、複数歯のクラウンブリッジ・インレーブリッジにも使用可能となりました。
金属を使用していないので、金属が原因で起こる歯肉の黒ずみや、金属アレルギーの心配もありません。
審美面では、オールセラミックには劣るものの、自然な透明感と美しい白さを持っています。

オールセラミッククラウン

オールセラミッククラウン 全体がセラミック(陶材)でできたクラウンです。審美性が非常に高く、自然の歯に近い透明感を持っています。その反面、耐久性が低く、患者さまのかみ合わせや形状に応じて制限があるため、主に前歯の補綴に用いられます。金属を使用していないので、歯肉の黒ずみや金属アレルギーの心配はありません。
通常、神経を取った歯にクラウンを被せる時は、補強としてコア(土台)を内部に使用しますが、オールセラミッククラウンに金属でできたメタルコアを使用すると、その高い透明性から内部の金属がうっすらと透けて見えてしまいます。そのため、オールセラミックの場合には、メタルコアでなくより相性の良いファイバーコアの使用をおすすめしています。

ハイブリッドセラミッククラウン

ハイブリッドセラミッククラウン ハイブリッドセラミッククラウンは、レジン(プラスチック)とセラミック(陶材)の混合材料で製作したクラウンです。
審美性に優れるが自然歯に比べると硬すぎるセラミックと、セラミックに較べれば軟らかいものの変色や摩耗が起きやすいレジンを混ぜることで、セラミックとレジン、それぞれの長所を併せ持っています。
オールセラミックよりも柔らかいために周囲の歯を傷つけにくく、金属を使わないため歯肉の黒ずみや金属アレルギーの心配もありません。経年劣化による摩耗や変色が起こりますが、レジンを使用することで費用面の負担が軽減され、選択しやすい治療と言えます。

メタルボンドクラウン

メタルボンドクラウン 金属のフレームにセラミックを焼き付けたクラウンです。表面のセラミックで歯の白さを再現し、フレームの金属で強度を保っています。透明感こそオールセラミックやジルコニアに劣りますが、前歯はもちろん大臼歯や複数歯のブリッジにも利用可能な高い耐久性を誇ります。
メタルボンドの欠点である金属アレルギーや歯肉の黒ずみは、フレームの金属にゴールドを使用することで回避できます。変色のないセラミックと、さまざまなケースに対応できる強度は、金属アレルギーの不安がない方であれば素晴らしい治療になるでしょう。

ゴールドクラウン・インレー

ゴールドクラウン・インレー 金合金や白金加金を材料に製作したクラウンです。ゴールドはもっとも歯に馴染みやすく、錆びないために歯肉の黒ずみや金属アレルギーが起こりにくい材料です。ただし金属ですので、通常は目立たない臼歯などの治療で使用します。しなやかで加工しやすい素材のため、ぴったりと歯にフィットした補綴物を作ることが可能で、補綴物と歯の隙間から再度虫歯になる二次カリエスが起こりにくいと言われています。また、その柔らかさからかみ合わせる天然歯を痛めることがありません。

ファイバーコア

事故や虫歯などで歯質の大部分を失った歯にクラウンを被せる際、そのままでは修復物が取れやすくなってしまいます。そのため、通常は中に支えとなる土台(コア)を作り、歯を補強してからクラウンを被せます。ファイバーコアは、レジン製のコアにグラスファイバーの支柱を用いて補強したものです。 歯に強い力がかかった時、金属でできた従来のメタルクラウンでは、硬すぎて周囲の歯や歯の根が割れてしまうことがありました。その点、ファイバーコアは天然歯に似た「しなり」具合をもち、力を分散することで歯への負担を軽減しています。また、金属を使っていないことから、錆びて歯の変色を招くこともなく、金属アレルギーの方も安心です。色が白いためにセラミッククラウンのような透明度の高いクラウンの中に入れても目立つことがない、高い審美性と強度を併せ持ったコアです。

ラミネートベニア

ラミネートベニア 歯の表面を薄く削り、つけ爪のように薄いセラミックのシェルを貼り付ける治療法をラミネートべニアと言います。前歯のすきっ歯や、ホワイトニングでは白くできない先天的な変色歯などに使用します。自然の歯に近い透明感が再現でき、ホワイトニングのように後戻りもしないこと、1~2回の通院で治療が終了することもメリットです。
ただし、シェルを貼り付けるためにシェルの厚さ分の歯を削る事になります。また、一度貼り付けた後は剥がすことができません。強い力を受けると割れることがありますので、歯ぎしりやかみ合わせなど患者さま個人の体質によっては使えないことがあります。

ホワイトニング - 歯の色を白くしたい・歯肉の黒ずみを取りたい-

タバコのヤニやコーヒー、赤ワインなどによって、歯の色が変わってしまうことがあります。
歯の着色汚れなら歯科医院のクリーニングである程度落とすことができますが、エナメル質内部にまで入り込んでしまった色素や、年齢経過によって生じた歯の黄ばみは落とすことができません。歯だけでなく、歯肉もタバコなどが原因で黒ずんでしまうことがあります。
当院では、歯や歯肉の色が気になる方のために、自宅で手軽にできるホームホワイトニングや、歯肉の黒ずみ除去などをおこなっています。

ホームホワイトニング

歯科医院の指導のもと、ご自宅でおこなうホワイトニングです。専用の歯型トレーにホワイトニング剤を入れ、一定期間、毎日ご自宅で数時間装着していただきます。時間をかけてゆっくりと漂白することで、後戻りが少なく、白い歯が長持ちすることが特徴です。

歯肉の黒ずみ除去

歯肉の黒ずみはメラニン色素が原因です。当院では、薬剤を使用して歯肉の黒ずみを除去する治療をおこなっています。
歯肉の黒ずんだ部分に薬剤を塗布し、数分置いてからうがいをしていただきます。1~2日に経つと薬剤を塗布した部分の薄皮が剥がれてきます。一週間後には、全ての黒い部分が剥がれ、ピンクの健康的な歯肉に戻ります。

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